Soundcore P40iを使っていて、「もっと簡単に自分好みの音質に設定できたらいいのに」と思ったことはありませんか?
Soundcore P40i含むAnkerのイヤフォン製品には、無料の専用アプリ「Soundcore」が用意されていて、このアプリを使えば音質を自分好みにカスタマイズできるんです。特にHearID機能を使えば、A・Bパターンを順に何回か選ぶだけで自動的に自分の耳に最適な音質に調整してくれます。イコライザーで細かく調整することもできますが、HearIDだけでも十分に満足できる音質に仕上げられるんですよね。
僕も実際に使ってみて、設定前後の違いに驚きました。特にHearIDのテスト後に比較機能があって、プレーンな状態と聴き比べると確かに自分の好みに合わせられていて感動しました。
画面の指示通りに選ぶだけでこんなに違いが出るとは思いませんでした。
- Soundcoreアプリの基本的な使い方とインストール方法
- HearID機能で自動的に音質を最適化する方法
- イコライザーでさらに細かく音質を調整する方法
- 空間オーディオやゲームモードなどの便利な機能
- P40iの音質カスタマイズを最大限に活用するコツ
Soundcoreアプリでできること【P40iの音質を自在にカスタマイズ】
Soundcore P40iの音質カスタマイズには、専用アプリ「Soundcore」が欠かせません。このセクションでは、アプリの基本情報とインストール方法、そしてP40iで使える機能について解説していきます。
Soundcoreアプリとは?無料で使える専用アプリ
Soundcoreアプリは、Anker傘下のSoundcore製品専用の無料アプリです。P40iと接続することで、イヤホン本体だけではできない様々な設定やカスタマイズが可能になります。
このアプリの一番の魅力は、完全無料で使えることと、操作が直感的で分かりやすいことです。複雑な設定は一切なく、スマホの画面をタップするだけで音質を自分好みに調整できるんです。
AndroidでもiOSでも使えるので、ほとんどのスマートフォンユーザーが利用できます。
アプリのインストールと初期設定の手順
Soundcoreアプリのインストールはとても簡単です。以下の手順で進めてください。
インストール手順:
1. アプリをダウンロード
- iPhoneの場合:App Storeで「Soundcore」と検索
- Androidの場合:Google Playストアで「Soundcore」と検索
- 無料でダウンロードできます
2. アプリを起動して初期設定
- アプリを開くと、利用規約への同意を求められます
- 「同意する」をタップして進みます
3. P40iをペアリングモードにする
- イヤホンをケースから取り出すと自動的にペアリングモードになります
- すでにスマホとBluetooth接続済みの場合はそのままでOK
4. アプリでP40iを検出
- アプリが自動的にP40iを検出します
- 「接続」をタップするとアプリとイヤホンが連携されます
これで準備完了です。所要時間は2〜3分程度ですね。
P40iで使える主な機能一覧
Soundcoreアプリを使うと、P40iで以下のような機能が使えるようになります。
📱 主な機能:
- HearID機能:聴覚テストで自動的に音質を最適化(後述で詳しく解説)
- イコライザー(EQ):22種類のプリセット+カスタムEQ
- 空間オーディオ:立体的な音響体験
※アプリ内ではムービーモードという表記になっていますが、本記事では空間オーディオという呼び方で解説していきます
- ノイズキャンセリング調整:強度を3段階で調整可能
- 外音取り込み調整:音声フォーカスモードなど
- ゲームモード:低遅延モードで音ズレを軽減
- タッチ操作のカスタマイズ:左右のタップ操作を自由に設定
- 装着状態検出(イヤーチップ装着テスト):最適なフィット感を確認
- バッテリー残量表示:イヤホンとケースの残量を個別に確認
- ファームウェアアップデート:最新機能を追加
この中でも特に注目なのがHearID機能とイコライザーです。この2つを使いこなせば、P40iの音質を劇的に向上させることができます。
次のセクションでは、最も効果的なHearID機能について詳しく解説していきますね。
HearID機能で自分の耳に最適な音質を自動調整
Soundcoreアプリの中でも特におすすめなのが、このHearID機能です。この機能だけでも十分に満足できる音質に仕上がるので、まずはHearIDを試してみることをおすすめします。
HearIDとは?聴覚テストで音質を最適化
HearIDは、Soundcore独自の聴覚テスト機能です。いくつかの音を聴き比べるだけで、あなたの耳の特性に合わせた最適な音質プロファイルを自動的に作成してくれます。
HearIDの仕組み:
- 複数の音のパターン(A・Bの2つ)を聴き比べる
- 好みのパターンを選択していく
- アプリがあなたの選択を分析
- 自動的に最適なイコライザー設定を生成
難しい設定は一切不要で、「AとBどっちが好き?」を選ぶだけなんです。音響の専門知識がなくても、誰でも簡単に自分好みの音質を作れるのがHearIDの魅力ですね。
イコライザーを手動で調整するのは難しいですが、HearIDなら直感的に選ぶだけで理想の音質が手に入ります。これ、かなり便利な機能なんですよ。
HearIDの設定方法【A,Bパターンを選ぶだけ】
HearIDの設定は本当に簡単です。所要時間は2〜3分程度ですね。
設定手順:
1. Soundcoreアプリを開く
- P40iと接続された状態でアプリを起動
2. 「HearID」をタップ
- ホーム画面に「HearID」のボタンがあります
- 初めての場合は「テストを開始」をタップ
3. 静かな場所でテストを受ける
- 周囲の騒音が少ない場所がおすすめ
- イヤホンを両耳に装着してください
4. A・Bパターンを聴き比べる
- 音楽が2パターン(AとB)流れます
- どちらか好きな方を選択
- これを複数回繰り返します
5. テスト完了
- 自動的にあなた専用の音質プロファイルが作成されます
僕が実際にやってみた感じだと、片方の音質は高音がパリッとしてる感じで、もう片方は一体感のある感じでした。どちらが好きかは人それぞれですが、直感的に「こっちの方が好き」と分かるので迷うことはありませんでした。
テストは10回前後繰り返す感じですが、どれも30秒程度で終わるので苦にならないですよ。
実際に使ってみた感想【設定前後の違いに驚き】
僕も実際にHearIDを試してみたのですが、正直かなり驚きました。
印象的だったポイント:
まず、診断終了後に設定前と設定後を聴き比べられる機能があるんです。これがすごく良くて、何も調整していないプレーンな状態と、HearIDで調整された音を切り替えながら聴き比べられます。
僕は低音が響く感じが好みなのですが、聴き比べてみると確かに自分の好みに合わせた音質になっていて驚きました。特にベースラインがしっかり聴こえるようになっていて、「あ、これ好きな音だ」ってすぐに分かりました。
設定前は全体的にフラットな感じだったのが、HearID後は自分の耳に最適化されて、音楽が一段と楽しくなる感じです。
HearIDだけで十分満足できる理由:
HearIDの優秀なところは、これだけでも十分に自分好みの音質に仕上げられることです。イコライザーで細かく調整しなくても、HearIDだけで満足できる人がほとんどだと思います。
「音質カスタマイズって難しそう」と思っている人こそ、HearIDを試してほしいですね。本当に選ぶだけで理想の音が手に入るので。
もちろん、さらに細かく調整したい場合はイコライザーを使うこともできますが、まずはHearIDを試してみることをおすすめします。
イコライザー(EQ)でさらに音質を調整する
HearIDで基本的な音質調整ができたら、さらに細かく調整したい方向けにイコライザー(EQ)機能もあります。また、HearIDのテストが面倒な方は、プリセットから選ぶこともできますよ。
HearID後にさらに細かく調整する方法
HearIDで作成したプロファイルをベースに、イコライザーでさらに細かく調整することもできます。
イコライザーの使い方:
1. Soundcoreアプリのホーム画面で「イコライザー」をタップ
2. HearIDプロファイルが適用された状態で表示されます
3. 8バンドのスライダーで周波数を調整
- 低音を強調したい:左側のスライダーを上げる
- 高音をクリアにしたい:右側のスライダーを上げる
- 中音域を調整したい:中央のスライダーを調整
4. リアルタイムで音が変化
- 音楽を再生しながら調整すると分かりやすいです
例えば、HearIDで作成した音質に対して「もう少し低音を強めたい」と思ったら、低音域のスライダーを少し上げるだけで簡単に調整できます。
ただ、正直なところHearIDだけでも十分満足できるので、無理にイコライザーを使う必要はありません。「もっと細かく調整したい」という方だけ使えばOKです。
HearIDが面倒な人向け:プリセットから選ぶ
「HearIDのテストが面倒」「今すぐ好みの音質にしたい」という方には、プリセットから選ぶ方法もあります。
プリセットの使い方:
1. イコライザー画面で「プリセット」をタップ
2. 22種類のプリセットから選択
- Soundcore Signature(バランス型)
- Bass Booster(低音強調)
- Treble Booster(高音強調)
- Vocal(ボーカル重視)
- Podcast(ポッドキャスト向け)
など、用途別に用意されています
3. タップするだけで即座に反映
プリセットなら1タップで音質が変わるので、手っ取り早く好みの音を見つけられます。いくつか試してみて、気に入ったものを選ぶといいですね。
ただし、自分の耳に最適化されるHearIDの方が満足度は高いです。時間があるときにHearIDを試してみることをおすすめします。
次のセクションでは、空間オーディオやゲームモードなど、その他の便利な機能について紹介していきます。
空間オーディオ・ゲームモードの使い方と効果
音質カスタマイズ以外にも、Soundcoreアプリには便利な機能があります。ここでは空間オーディオとゲームモードについて紹介します。
空間オーディオとは?
空間オーディオは、通常のステレオ音源を立体的な音響に変換する機能です。映画館で聴くような包み込まれるような音の広がりを体験できます。
使い方:
1. Soundcoreアプリのホーム画面で「空間オーディオ」をタップ
2. オン/オフを切り替えるだけ
3. 音楽や動画を再生すると効果を実感できます
音楽よりも映画やドラマを観るときに効果を感じやすいです。アクションシーンなどで音の広がりや奥行きが増すので、臨場感が高まりますね。
ただし、好みが分かれる機能でもあるので、オン/オフを切り替えて自分の好みに合うか試してみてください。
ゲームモードの効果は?
ゲームモードは、音の遅延を低減する低レイテンシーモードです。動画やゲームで「映像と音がズレる」のを防ぐ機能ですね。
使い方:
1. Soundcoreアプリで「ゲームモード」をオン
2. ゲームや動画を再生
僕も実際にSwitch2のゲームで試してみたのですが、正直なところ元々のP40iの性能が良いのか、違いはあまり感じませんでした。もともと遅延が少ないので、ゲームモードをオンにしても体感的な変化が分かりにくかったです。
ただし、音ゲーやFPSなど音のタイミングがシビアなゲームをプレイする方は、ゲームモードをオンにしておくと安心かもしれません。
次のセクションでは、タッチ操作のカスタマイズなど、その他の便利な機能について紹介します。
その他の便利な機能とカスタマイズ
Soundcoreアプリには、音質カスタマイズ以外にも便利な機能がたくさんあります。ここでは、特に使いやすい機能をいくつか紹介します。
タッチ操作のカスタマイズ
P40iは左右のイヤホンをタップして操作できますが、Soundcoreアプリでこのタップ操作を自由にカスタマイズできます。
設定できる操作:
- シングルタップ:再生/一時停止、次の曲、前の曲など
- ダブルタップ:音量調整、曲送り/曲戻しなど
- 2秒長押し:ノイズキャンセリング切り替え、音声アシスタント起動など
自分の使いやすいようにカスタマイズすれば、スマホを取り出さずにイヤホンだけで快適に操作できます。
装着状態検出(イヤーチップ装着テスト)
イヤーチップが正しく装着できているか確認できる機能です。
使い方:
1. Soundcoreアプリで「イヤーチップ装着テスト」を選択
2. イヤホンを装着した状態でテスト開始
3. アプリが装着状態を判定してくれます
「良好」と表示されれば、しっかりフィットしている証拠です。「改善が必要」と表示された場合は、イヤーチップのサイズを変えてみるといいですね。
P40iには複数サイズのイヤーチップが付属しているので、自分の耳に合ったサイズを見つけることが大切です。
バッテリー残量表示
Soundcoreアプリのホーム画面では、イヤホン本体とケースのバッテリー残量を個別に確認できます。
- 左イヤホン:〇〇%
- 右イヤホン:〇〇%
- ケース:〇〇%
この3つが一目で分かるので、「あとどれくらい使えるか」が把握しやすいです。充電のタイミングを逃さないので便利ですよ。
ファームウェアアップデート
Soundcoreアプリ経由で、P40iのファームウェアを最新版に更新できます。
アップデートによって新機能が追加されたり、不具合が修正されたりするので、定期的にチェックするのがおすすめです。アプリを開くと自動的にアップデート通知が表示されるので、見逃すこともありません。
これらの機能を使いこなせば、P40iをより快適に使えるようになります。特にHearIDと組み合わせると、音質も操作性も自分好みにカスタマイズできて最高ですよ。
よくある質問(Q&A)
まとめ:この記事ではこんなことを書きました
この記事では、Soundcore P40iの音質カスタマイズ方法について解説しました。
- Soundcoreアプリは無料で使える専用アプリで、音質カスタマイズやタッチ操作の設定など様々な機能が利用できる
- HearID機能はA・Bパターンを選ぶだけで、自動的に自分の耳に最適な音質を作成してくれる優秀な機能
- HearIDだけでも十分満足できる音質になるので、まずはHearIDを試すのがおすすめ
- さらに細かく調整したい場合はイコライザーで8バンドの周波数を調整できる
- HearIDが面倒な方は22種類のプリセットから選ぶこともできる
- 空間オーディオやゲームモード、タッチ操作のカスタマイズなど、音質以外の便利な機能も充実している
- 設定は自動保存されるので、一度カスタマイズすればずっと自分好みの音質で音楽を楽しめる
P40iを持っているなら、Soundcoreアプリで音質をカスタマイズしないのは本当にもったいないです。特にHearIDは驚くほど簡単に自分好みの音質が手に入るので、ぜひ試してみてください。
P40iのマイク性能や接続方法については、[こちらの記事](リンク)で詳しく解説しています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
それじゃまたね、ばいばいっ!

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