ご訪問ありがとうございます、こっしーです。
2025年3月12日、AppleよりMacBook Air M4が発売されましたね。
僕は今、をそこで今回は僕が使用しているMacBook Air M3との違いについて詳しく比較してみました。
その後、買い替えるべきかどうか真剣に検討した結果を紹介します。
結論:M3からM4への買い替えは見送り
サクッと見出しに書いちゃいましたが、結論から申し上げますと今回、僕はMacBook Air M4の購入を見送ることにしました。
M4チップの性能向上は確かに魅力的なのですが、じゃあMacBook Air M3がパワー不足なのかというとそんな事は無く、僕のMacBookの使い道であるブログ作成や趣味のプログラミング、ゲーム制作といった用途に限定して申し上げると、現在使っているMacBook Air M3
でも全く不満がありません。
また、これはMacBook Air M3、MacBook Air M4
双方に共通していて言える事ですが、MacBook Airは拡張性に制限があり、充電用のMagSafeとUSB-C端子が2個しかありません。
USBハブを購入すればその弱点は補えるのですが、もっとバリバリ使っていくなら同じAirシリーズよりもProシリーズの方が選択肢として適していると思います。
そのため、結論としてはMacBook Air M3からMacBook Air M4
への買い替えは今回は見送ることにしました。
それでは僕が今回見送りを決めた理由をもっと詳しくご紹介していきます。
MacBook Air M3とM4 違いを比較!
M3とM4の基本スペックの違い
MacBook Air M3とM4の主な違いは、チップの性能向上にあります。
項目 | M3 | M4 |
---|---|---|
CPU | 8コア | 9~10コア |
GPU | 8~10コア | 10~12コア |
Neural Engine (NPU) | 16コア | 18コア |
メモリ帯域幅 | 100GB/s | 120GB/s |
トランジスタ数 | 約250億 | 約280億 |
消費電力効率 | M2比で向上 | M3比でさらに向上 |
M4ではCPUとGPUのコア数が増え、Neural Engine (NPU) も強化されています。そのため、AI関連の処理や高度なグラフィック処理ではM4の方が有利です。
M4チップの詳細な技術解説
M4チップは、Appleのシリコンチップの中でも特に電力効率とGPUアーキテクチャの改良が進んでいます。
省電力性の向上
M4チップは、M3チップと比較してさらに優れた省電力設計が施されています。具体的には、以下のポイントが挙げられます。
- より高度な3nmプロセス技術:M3チップと同様に3nmプロセスを採用していますが、M4ではさらに微細化技術が最適化され、消費電力あたりの性能が向上。
- ダイナミックパワーマネジメントの改良:負荷の少ない作業(ブラウジングやドキュメント作成など)では、低消費電力モードでの駆動がより効率的に。
- 高負荷時の発熱抑制:M3と比べ、ピーク時の消費電力を最適化し、発熱を抑えつつもパフォーマンスを維持。
これにより、M4チップ搭載のMacBook Airは従来のM3と同じ「最大18時間のバッテリー駆動時間」を維持しながら、より高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。
GPUアーキテクチャの改良点
M4チップでは、GPUの設計にも大きな改良が加えられています。
- Dynamic Caching:AppleがM3チップから採用した「Dynamic Caching(ダイナミックキャッシング)」技術がさらに改良され、GPUメモリの効率が向上。
- 新しいグラフィックスエンジン:M4のGPUは、レイトレーシングのパフォーマンスが向上し、特に映像編集や3Dレンダリング時の処理能力がアップ。
- Metal最適化:AppleのグラフィックスAPIであるMetal向けにさらなる最適化が施され、ゲームやクリエイティブアプリの動作がスムーズに。
これにより、M4チップ搭載MacBook Airは、特にグラフィック負荷の高い作業(例えば動画編集や3Dアプリの使用)において、M3よりも明らかに快適な動作が可能となっています。
M3とM4のその他の仕様比較
M3 | M4 | |
バッテリー駆動時間(公称値) | 最大18時間 | 最大18時間 |
端子 | USB-C×2、MagSafe、イヤホンジャック | USB-C×2、MagSafe、イヤホンジャック |
ディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retina | 13.6インチ Liquid Retina |
本体サイズ | 304.1 × 215 × 11.3 mm | 304.1 × 215 × 11.3 mm |
重量 | 約1.24kg | 約1.24kg |
バッテリー容量 | 53.8Wh | 52.6Wh |
こうして見ると、M4の方がバッテリー容量がわずかに多いものの、駆動時間や端子の拡張性、ディスプレイサイズ等はM3と全く同じだということがわかります。
チップの性能がアップして消費電力が増加した分、バッテリー容量を増やして駆動時間等が減らないようにしたのはApple社のものづくりに対しての矜持が垣間見えますね。

公式サイトではこのように劇的な性能の向上を謳っていますが、これはいずれも過去のIntelチップやAppleシリコンチップの初期M1チップと比較しての事なので、MacBook Air M3と比べるとあまり大きな差があるとは言えないのかもしれません。
MacBook Air M4をおすすめする人
じゃあ、MacBook Air M4は結局買わなくていい製品なのかというとそうではありません。
あくまでも僕が現状に満足してしまっているだけで、M4チップの性能は素晴らしいし、今購入すれば最低でも5〜6年は現役で活躍することができると思います。そして今後が楽しみであるAppleInteligence等も存分に使い倒すことができるでしょう。
ではどんな人にお勧めするのかというと、以下のような方にはズバリお勧めです。
- これからMacデビューを考えている人
- 今の機種がM1チップもしくはそれ以前のモデルを使っている人
- とにかく最新機種が欲しい人
- M3も持っているけど、少しでもその性能向上の恩恵を受けたいという向上心豊かな人
最後の1つは冗談みたいになってしましましたが(笑)、一番は自分の心とお財布に相談して、無理せずベストな買い物をするのが一番だと思います。
まとめ
MacBook Air M4のスペックは確かに魅力的ですが、M3でも十分なスペックを備えているため、僕は今回は買い替えをせず見送る決断をしました。
とか何とかいっていつの間にか買っちゃってたりもするので、その際は「あの時のアレは何だったんだ!」と思われるかもしれませんが、ガジェオタならではの衝動に突き動かされたんだな、と温かい目で見ていただけたら幸いです笑
ここまでお読みくださりありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう。ばいばいっ!!


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